15.デスクトップキャプチャー (2020.4.15)

耳慣れない言葉だと思いますが、読んで字のごとくデスクトップを記録するものです。デスクトップにはアプリケーションのウインドウや動画の再生等、様々なものが表示されます。それらを直接記録できれば、画面に表示されるものなら何でも保存できることになります。まさに無敵なわけですが、単なる画面の静止画キャプチャー(スクリーンショット)であれば、Windows7以降にはSnipping Toolというアプリが標準で添付されています。それ以前のOSでも、例えばCutWin等は同様の機能を持っていて、私も便利なので度々利用しています。今回ご紹介するのは、静止画にとどまらず更に一歩進んで、再生中の動画までも録画できるソフトウェアなのです。市販のソフトはいくつかありますが、フリーウェアにも優秀なものがあります。それが、アマレココ(AmarecCo)です。実績のある老舗ソフトで、OSのバージョンアップに伴って複数の種類がリリースされ、WindowsXp~10まで幅広く使えるようになっています。

アマレコ関連の公式サイトはhttp://www.amarectv.com/です。

私が最初に使用を始めたのは、Windows7にも対応した「アマレコTV Live アマミキ!」です。「アマレコTV4」の旧バージョン(Ver.3.10)とオーディオミキサー「アマミキ!」のセットで、この他にコーディックが別途必要です。同時に公開されているAMV4をダウンロードしてインストールすれば良いのですが(アマレコインストール時には必須)、こちらはシェアウェアになっていて、フリーで使うと録画画面にロゴスタンプが入ります。そこで、何か他にフリーで使えるものがないかと探したところ、Ut Videoコーデックがお勧めなのを知りました。現時点で最新はutvideo-20.6.0-win.exeです。ダウンロードしてインストールするだけなので、導入自体は簡単です。同ソフトの説明にもありますが、デスクトップキャプチャーはファイル一覧の中にあるlive_setup.exeでライブ機能も追加インストールします。

アマレコは元々キャプチャー用のハードウェアを使い、外部入力による動画を保存するために使われます。ゲームの実況配信等に利用されることが多いようで、HDCP(著作権保護技術)で保護された信号以外であれば、キャプチャーすることができます。有名なのはMonster Xシリーズで、X3Aなどは廉価ながらHDMI入力でフルハイビジョン録画も可能です(1080iまで)。実はHDCPを回避する方法もあり、入力の途中にスプリッターと呼ばれる分配器を入れることで無効化できます。製品は限られているようですが、ネットを探せばすぐに情報は手に入るはずです。組み合わせればデジタルTV放送の録画も可能となり、人によっては大変有用なものとなるはずです。

アマレコTVがうまく動作したため、次にWindowsXp機でも使えるようにしました。私にとっては今でもWindowsXpが最も使い勝手が良く、Xpが稼動するPCも数多く手元にあります。セキュリティの関係で基本的にはインターネットへのアクセスはしないため(ローカルだけの家内ネットワークに接続)、普段の作業以外にも色々な機能を持たせたいと考えています。デスクトップキャプチャーもその1つであり、ぜひとも加えておきたい機能です。Xpに対応するのはアマレココになります。アマレコシリーズの元祖で、これによって同ソフトが有名になったと言えます。このソフトでは同時に公開されているAMV3が推奨コーデックです。アマレココで使う限りはロゴスタンプも入らない(アマレココのreadmeテキストに書いてあるキーで認証が必要)ため、そのまま使用しても制限はありません。あえて他のコーデックは必要ありませんが、使うのであればUt Videoコーデックがお勧めです。XpでインストールできるUt Videoコーデックの最終バージョンはutvideo-13.3.1-win.exeなので、サイト内を検索して探しダウンロードします。

材料を揃えてインストールまではすんなりできたのですが、実際にデスクトップキャプチャーを試してみると問題が発生しました。問題は2点あり次のようなものです。いずれも回避策が見つかったので、備忘録も兼ねて記載しておきます。

1.録画画面が真っ暗で動画がキャプチャーできていない。
→アマレココのウインドウ上部にあるファイルメニューで「オーバレイをロック」をクリックしてチェックを入れる。

2.音声が記録されていない。
→PCのサウンド設定でプロパティを選択、ミキサーデバイスの設定を「Realtek HD Audio Input」にする(Realtekのサウンドチップの場合)。音量の調整で録音が選択できるようになるので、これを選択する。表示するコントロールに「ステレオミキサー」が表示されたらチェックを入れて有効にする。OKをクリックすると各種録音ボリュームが表示されるので、ステレオミキサーのボリュームを適当な位置にセットする。チェックボックスがミュートになっていれば、チェックが外れている(ミュート解除)ことを確認。ただし、ここの表記は選択になっていたりもするので、ドライバによって異なるかもしれない。

ところが、これまで複数台のXpマシンにアマレココをインストールしましたが、中にはどうしても録音ができないものもあるようです。恐らくサウンドドライバーが関係していると思いますが、有効な回避策は今の所ありません。もしかすると音声出力先がHDMIになっているため、著作権保護等が関係するのかもしれません。ビデオボードを拡張する手も考えられますが、うまくいく保証もありません。最悪はあきらめるしか無さそうです。

準備中・・・




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