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11.Windows Vista/7の更新が進まない時の対処 (2016.5.7) Windows7をクリーンインストールした後、更新(Windows update)しようとして「更新プログラムを確認しています」のままいつまで待ってもダウンロードに進まなくなってしまった、そんな経験をした人はいないでしょうか。先日私も次のパソコンでその現象が発生しました。 ●fit-PC3(CompuLab製)
問題のパソコンはベアボーンPCと呼ばれる自作系のもので、今回はあらかじめCPUは実装されているものです。これに手持ちのメモリーとSSDを追加して、ファンレスの超小型PCとして組み上げました。低消費電力なのでサーバーにもってこいなのですが、自分にはこれと言って使い道はありません。(単なる気まぐれな衝動買い?・) 更新が進まないケースは、これまでにも何回か遭遇しています。メーカーパソコンではあまり経験が無く、自作系パソコンはハードとOSを別々に用意するため、トラブルを起こし易いのかもしれません、頻度としては多い気がします。私が扱うパソコンはマイナーなものが中心です。メーカー製のパソコンは安心感はありますが、没個性で面白味が無いからです。搭載できるCPUが制限されていたり、ドライバすら公開しないことも多いので、個人的には不信感さえ持っています。 実は同様の現象はVistaでも発生しており、これまでは放置していた問題でした。若干不安ではあったものの、セキュリティソフトは必ずインストールしているし、怪しいサイトは避けるようにしています。多少OSに脆弱性を残していても、さほど心配してはいなかったからです。それでもやはり更新しないのでは安心できないため、この際きちんと対処することにしました。それともう1つ、更新がうまくいかない場合はCPUパワーに大きなロスが出て、メモリーも無駄に消費するようになります。今回のPCはCPUが非力なので、ガジェットのCPU使用率は100%に貼り付いたままの状態でした。メモリーも最初の2GBでは使用率が同様の状態だったので、4GBに増設したもののレッドゾーンに常時入っています。おかげでPCがフリーズしたようになり、ほとんど使い物にならないのです。つまりポテンシャルの低いPCでは、この現象が実害となって重くのしかかってくるわけです。 そこでふと思ったのは、本コーナーの最初に紹介したXPでの猛烈な速度低下の件です。あの時もOSの自動更新が原因になっていました。今回も同じようにOSの更新で問題が起こっています。しかも非力なPCほど顕著です。構図としては全く同じではありませんか。そう言えば今はWindows10への無償アップグレードキャンペーン中です。マイクロソフトとしてはXPに続いてVistaや7を切り捨てたくてたまらないことでしょう。そしてPCメーカーも新型への買い替え需要を欲しています。性懲りも無く、またしてもマイクロソフトとベンダーの陰謀が始まったようです。証拠はありませんが、2度までも同じことが行われると益々信憑性が出てきます。この件、アノニマス辺りが真相を暴露してくれないものでしょうか。 前置きが長くなってしまったので、この問題を解決する方法の結論だけを記しておきましょう。色々な方法が紹介されているようですが、私がWindows7で実際に試して効果があった方法は下記のものです。同じ症状で困っている方は試してみることをお勧めします。32bit(x86)と64bit(x64)で異なるファイルもあるので、適用を間違えないようにして下さい。 1.WindowsUpdateAgentを最新にする。 2.WindowsUpdateコンポーネントリセットツール(WindowsUpdateDiagnostic)でリセットする。 3.Win7用更新プログラムKB3050265適用 4.Windows Update Clientの更新(2016.3時点の最新はKB3138612)適用 上記をそれぞれ実行した後、手動で更新を行ってみてダウンロードが開始されれば成功です。大量の更新が既に用意されているので、更新が完了するまでに数時間かかるはずです。終わるまでのんびり待つとしましょう。 ところで、1件の更新で実に数千から1万以上ものファイルが実際には更新されているのをご存知でしょうか。更新が半ば自動で行われるのはありがたいですが、そもそもこれ程の大量のファイルを更新しなければ安全が保てないOSなど、欠陥品だとしか言いようがありません。なぜこのような事態がまかり通っているのか、普通の工業製品なら完全にリコールものです。PC業界特有の悪しき慣行のようなものなのでしょう。このような歪んだ状態がいったいいつまで続くのでしょうか。OSは1メーカーなどに頼らず、世界標準になるものを国家を超えて開発すべき時だと思います。
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