55.風向・風速計II (2024.7.20-2024.7.X)

前項では風向・風速計を実験的に製作して検証しました。しかし、このバラック状態の装置では室外の過酷な環境には到底耐えられません。そこで、より実用的なものを作るために入手した製品が次のもので、左が風向計で右が風速計です。amazonで前者が1370円(税込)、後者が1237円(税込)でした。注意すべきは、これはただのガワだけの代物で、風向や風速を検出するための部品類は何も含まれません。一応センサーのためのスリットのようなものは入っていましたが、軸が無いため自作は必須です。しかも羽根の回転軸に相当する部分はプラスチックの台座に乗っているだけで、摩擦も多くぐらついてもいます。センサーの固定方法も含めて全て考えて用意する必要があり、結構手間がかかるのは避けられません。

  

私の場合、部品類もamazonで購入することが多いのですが、最近は送料無料となる商品合計額が引き上げられたため、元々単価の安い部品類を購入しにくくなったのが残念です。そのため、ヤフオク等他の手段を併用するようにしています。実際、前項で使用したリードスイッチは、ヤフオクで20個入りを700円(送料込)で購入したものです。外観的にはやや不安なものでしたが、動作に関しては特に問題ありませんでした。ただし、耐久性については実績が無いので不透明です。もちろんこれはamazonで購入しても同じなのですが。


リードスイッチ(ノーマルオープン)

リードスイッチは外観からは良く分かりませんが、ガラス管の中に接点が封入されていて、磁石が近付くとショートするようになっています(磁石が離れると再びオープンに)。磁力の方向や距離によって大きく動作が影響されるため、あまり精度は期待できません。厳密に風向計の位置を特定するならフォトセンサーを使うべきですが、その場合はセンサーとセンサーの間の部分は全く検出できません。細かくセンサーを配置すればコストもかかるし製作も困難です。回転軸の周囲に超小型の磁気センサーを多数配置するのが最も適切だと思いますが、やはりコストもかかり個人レベルでそこまでする必要も無いでしょう。