43.GARDEN-TECの全体像 (2023.5.3-2023.10.15)

具体的にGARDEN-TECがどのような装置になるか見ていきましょう。写真はその全体像(前面視)です。各種センサー類を配置した2つのBOXユニットで構成していて、下段は虫の侵入等を避けるためにプラスチックカバーで半密閉状態にしています。実はこのカバー、冷蔵庫用の区分けボックスで、ホームセンターで売っていたものです。丈夫でプラスチックの透明度が高く安価だったので採用しました。内部にカメラ、サーボコントローラー、温度・湿度センサー、照度センサー、気圧センサーが入っています。ベースとなる板の上に乗せて、装置の移動を楽にしています。上段は前面に開口部があるプラスチックカバーで覆っています。これも密閉したいところですが、中の超音波センサーと人感センサーの障害になるためやむを得ません。写真では見にくいですが、これらの後ろにマイコン(RaspberryPi)とDCコンバーター・インターフェース中継基板を収めた白いプラスチックケースがあります。

地中温度センサーと水分量センサーは地面に設置。

雨滴センサーは太陽光パネルの架台に設置。

GARDEN-TECのプロトタイプをしばらく運用することで、色々課題も見えてきました。最大の問題点はやはり屋外の過酷な環境です。中でも太陽光による温度上昇、雨や風による汚れの付着や劣化、虫の侵入は予想以上に大敵でした。そのため、装置の密閉や直射日光を避ける対策は必須です。そこで、プロトタイプの弱点を見直し、より実用的なシステムへと改良することにしました。次項ではその実現に向けて対策を考えます。