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10.絶版! NuAns Neo (2019.4.30-2020.12.31)
入手先:オークション 一時はAppleのiOS、GoogleのAndroidに続く第三のモバイルOSかとも期待されたMicrosoftのWindows10 Mobileですが、既に開発を断念して大分前から同OS搭載端末は投売り状態だったようです。そもそも携帯端末に全く感心が無かった私は、割と最近になってそのことを知ったのでした。無くなるとなるとつい無関心ではいられなくなる性分なので、少し前に在庫処分だったYAMADA電機のEverphoneを2980円(税抜き)でゲットしたのでした。なるほど、端末自体は結構良く出来ていて、他の携帯端末に比べても悪くはありません。発売当時は40000円位で売られていたようなので、相当強気の商売をしていたのでしょう。在庫処分のためとは言え、1/10以下の価格とは驚きです。とにかく問題の本質はOSのようで、すぐに同OSが見限られた理由がはっきりしました。1点目はとにかく使えるソフトが無いこと。2点目はWindowsとは名ばかりで、デスクトップやノート用の通常のWindowsソフトが動かないことです。唯一互換性があると言えるのは、Windows10に似た操作性のみ。ところが同OSはデスクトップとしてもタブレットとしても使い勝手の悪い出来損ないで、Windowsの最終形態としてはどうしようも無い代物なのです。 Windows10 Mobile機は大抵SIMフリーで、選択肢の多い格安SIMでも運用できます。比較的機種も新しく、ソフトが無いとは言っても電話やネットサーフィン、メールやSNS程度は出来そうです。2019年12月10日にサポート終了と予告されているので、それ以後はセキュリティパッチも用意されず、使い続けるのは少々心配です。もっとも消え行くOSのためにせっせとウイルスを作る人間もいないでしょうから、逆に安全なのかもしれませんが。世間からは見放されたOSですが、それなりに興味深いところもあるので、個人的には弄り甲斐もあります。Windows10 Mobileで一番興味を持ったのはContinuumと言う機能です。簡単に説明すると、端末の画面を有線や無線で外部ディスプレイに映し出す機能で、マウスやキーボードと組み合わせれば、スマホをコアにしてデスクトップPCのように使えるものです。外ではスマホとして臨機応変に活用し、家や会社等ではデスクトップPCとして仕事や趣味に使う、まさにPCの進化系の理想といったところなのですが、要のソフトが専用に作られたもので無ければ動かないとんでもない仕様なのです。Microsoftはいったい何を考えているのやら。PCだけで飽き足らず、携帯端末でも莫大な利益を上げようとして、結果的にユーザーが望む本質を見失ったのかもしれません。 それはともかく、Continuumはそれなりにスペックを要求するので、Everphoneでは対応していませんでした。そこで対応する端末を調べたところ、Nuans Neoなるモデルが候補に上がったわけです。これも一時は6000円程で新品が投売りされていたようです。仕方無いので例によって中古を物色していたところ、安価な出物を見つけてゲットしたのがこれです。販売元のTrinityは元々スマホのケース等のアクセサリー類を扱っており、その特長を活かしてオリジナル企画による端末(Nuans Neo)を手がけたのでした。本機はケースを色々な色や柄に着せ替えできるようになっており、私が入手した商品はツートンカラーになっていました。
Windows10 Mobileの使い勝手はあまり良くありませんが、独特のタイルパターンによる画面デザインは結構目を引くので、iOSやAndroidとはまた違った面白さがあります。その後、色々実験などするつもりでしたが、なかなか時間もとれず放置状態になってしまいました。既に終わったOSなので、やはり積極的に何かをしようという気にはなれません。Microsoftも市場に商品を出した以上は、いくら商売にはならないと言えど何らかの手立ては残すべきです。それなりに良くできたハードだし、リモコンでも何でも良いので身近なツールとして何か利用価値があれば、最後まで使命を全うできると思うのですが。
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