5.ASUS製のデスクトップPC (2015.9)

XP時代の環境に適したノーマルデスクトップ。

入手先:中古ショップ
価格:324円(税込)
付属品:無し

●内部
いたって普通です。IDE/FDDケーブルの処理が乱雑なので少し邪魔に感じます。

Micro-ATXのマザーボードを搭載したデスクトップ機としては、やや小ぶりの筐体をしています。マザーボードはASUS製のP5GD1-VMでした。あまり情報が無いところを見ると、単品では販売されていないのでしょう。ケース内には5インチベイが2基、3.5インチベイが2基あり、シャドウベイには3台までの3.5インチ機器(HDD等)を搭載できます。拡張性はごく一般的なものです。本機のベイにはDVDスーパーマルチドライブとFDDが付いていました。前者はパイオニア製(写真は後述のドライブに換装後)なので結構良い部品を採用しています。もしかすると前所有者が自分で換装したものかもしれません。

当然ですが、ジャンクのお約束でHDDは外されていました。電源は最大280Wと貧弱なので、どちらかと言えば省エネタイプの性格のPCです。CPUはCeleron Dで、当時としては入門機的な位置付けだったと思うのですが、この時代のCPUは高クロックを追求した発熱の大きなもので、現在から見ればとても省エネとは言えない代物です。HDDはIDEタイプが付いていたらしく、S-ATA-IDE変換コネクタが付いていました。マザーボードにはIDEコネクタも装備しているので、なぜこんなものがわざわざ付いていたかは不明です。単品で購入すればそこそこ高い部品なので、これだけでも価格以上の価値があります。メモリーはトータルで1.5GB搭載していました。XPを走らせるには十分な量です。ケースは傷も少なく、ジャンクとは思えない外観でした。私見では結構価値があると考えるのですが、今やPCなどきちんと整備したものでなければこんな扱いです。ジャンカーとしてはもったいなくて見ていられません。幸い本機は動作チェックも特に問題が無く、再生するのも容易な良品でした。

本機はもともと高性能をアピールするような製品では無いので、無難な形で再整備を行うことにします。パイオニア製のDVDドライブは静かで性能が良いので、取り出して保守用に手元に置くことにします。代わりにHDD/DVDレコーダーの修理用にストックしていた古いパナソニック製のものに交換しました。DVDスーパーマルチドライブは新旧とりまぜて30台位は手元にあるので、古いものから少し処分しないといけない事情もあります。CPUは今時古いCeleronでは少々役不足なので、行き場が無くて困っていたPentium 4(3.4GHz)に換装しました。シングルコアながらクロックが高く、ハイパースレッディング(擬似マルチタスク)にも対応しているので、処理能力はそこそこ高いものです。しかも爆熱のPentium Dに比べれば、まだ省エネでもあります。普通に使う分には、この手のCPUでも十分現役で使えるのです。

HDDは手頃な160GBを乗せることにします。映像データ等を扱わなければ十分過ぎる容量(80GBでも特に支障は無い)であり、更なる換装等も容易なサイズです。今なら中古が1000円以下でも入手できるので、こうしたジャンク品の再生にはもってこいです。OSは当然XPをインストールします。ネット以外での使用が前提となりますが、誰が何と言おうと重くて使い勝手の悪い以後のOSよりも遥かに優れています。本機はシリアル/パラレルインターフェースを備えているので、まだまだ周辺機器やソフトの関係で古い環境を必要とする会社等での需要もあります。動作するうちは最後まで務めを全うさせてやりたいものです。




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