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2.MP3 PLAYER mirror (2015.7)
入手先:中古ショップ
安いだけあってさすがにデザインも作りも安っぽいです(ただし、劣悪という程でもありません)。液晶パネルのように見える部分は鏡面仕上げの単なる板で、たぶん女性が音楽を聴きながら化粧直しにも使えるように配慮されているのでしょう。面白いアイデアとも言えますが、デザイン的にも安っぽいだけなので、むしろ本体裏側全面を鏡にした方が良さそうです。鏡面にあからさまに傷があったので、山積みされていた商品は元々B級品だったのかもしれません。製品名のmirrorはこの鏡を指すのでしょう。質感が貧弱過ぎて、本機の目玉と呼ぶには心もとない内容です。全30色のバリエーションはなかなかですが、こんな安っぽいプラスチックケースではアピール度は0点です。どうしても安かろう悪かろうの印象になってしまうのは仕方ありません。そんなわけで、恐らくメーカー希望小売価格的なものでは売れなくて、今回のような破格処分になったと思われます。確かに500円程度までなら売れそうですが(微妙?)、1000円となると見向きもされないと思います。 このプレーヤーで再生できるファイルはMP3だけで、SDカードを記録媒体に使い2GBの容量制限があります。どの家でも古い低容量のカードが余っているでしょうから、廃物の有効活用には使えそうです。SDカードの手持ちは無いので、MicroSDカードを変換アダプタに入れて使うことにしました。付属品のUSBケーブルは音楽データの転送に使います。イヤホンもオマケ程度の安物でしょうが、まずまずの音はするようです。元がMP3なのでハイファイを期待するわけでもなく、普通に聴くには問題無い音質だと思います。 電源には単4電池を1本使います。バッテリーだと耐久性の問題や充電の手間等がかかるので、個人的にはむしろありがたい仕様です。ボタンは全部で5個。電源ボタンが再生ボタンと兼用する等、必要最小限のものしかありません。それでも操作には特に支障も無く、単純なボタン配置なので指の感触だけでもどうにか操作できます。また、緑と赤のランプで動作状態もわかるようになっています。ひいき目に見ても二流の印象は免れませんが、意外にも使える代物であることはわかりました。電池も6時間程度の持ちでは短く、結構ランニングコストがかかります。充電式の電池を利用すべきでしょう。 この商品は色々改良する余地があり、もう1、2歩踏み込んだ設計をすると結構良い商品になる可能性があります。それらを列挙してみます。 コストは上がりますが、製品としての質は格段に向上するはずです。次にソフト的に機能を高めることです。再生できるのはMP3だけでも構わないですが、USBメモリーとしても使えるように、他のファイル形式と共存できるようにすべきです(保存はできるものの再生に支障が出るようです)。更にフォルダ単位で曲を分類できるとありがたいと思います。容量も32GB位までサポートして欲しいところです。 個人的にはこのような単純明快な携帯音楽プレーヤーは好感が持てます。なにせ聴きたいファイルをコピー&ペーストで転送するだけなので実に簡単です。Apple社のiPodのように、いちいちパソコンと同期してファイルのメンテナンスをするのは面倒でしかありません。本体が安ければジャンル毎にプレーヤーを持てば良いし、使い捨て的な感覚で手軽に扱えます。バッテリーを内臓しないため充電回路も不要で、シンプルかつ安全・低コストであり、本体の寿命もそれだけ長くなります。電池1本で動作するため、充電式の電池を使えば運用コストも軽微で済み、夜中に寝ながら音楽を聴くのにも重宝しそうです。 <補足> その後も故障が相次ぎ、結局ほどなく3個共壊れました。さすがにこの品質では、少なくとも日本では通用しないでしょうね。
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