解像度に依存しない高品質イラスト!!
イラスト集-Dシリーズはドローイラスト集（BタイプのJPEG形式を除く）です。ドローは別名ベクトルグラフィックと言われ、その本質は解像度に依存しない画像です。一見するとビットマップとさほど変わりませんが、実は線と塗りを基に数式で定義されているのです。そのためビットマップに比べて格段にデータ量が小さいのが特長です。Adobe社のドローソフト「Illustrator」を使えば、線画を描く感覚でドローイラストが描けます。COSMOLIGHTのドローイラスト集は、主にDTP分野での活用を目的としてテーマ別に収録しました。

Ａ．AI（Illustrator）形式
イラスト作成時のデータです。AI形式をサポートするアプリケーション（Adobe社のドローソフト「Illustrator」）を使えば、イラスト集を最も効果的に活用できます。画像モードはCMYKで解像度には依存せず、どれだけ拡大しても出力機の最高品質で描画されます。

Ｂ．JPEG形式・・・こちらはビットマップになります。
本来はビットマップに属するデータ形式ですが、オリジナルがドローイラストのためにこちらに分類しました。デジタルカメラの標準的なデータ形式でもあり、多数のアプリケーションがサポートすることから、ビジネス・ホーム用途も含めて一般での使用に適しています。ただし解像度情報を持たないため、印刷等の高解像度で利用する場合は注意が必要で、ドローイラストの持つ様々な特長は利用できません。画像モードはRGBで、カットに適した800ピクセル程度のサイズにしてあります。

Ｃ．EPS形式
商業印刷で利用されるデータ形式で、ドローとビットマップの両方を扱えます。イラスト集Dはドローのため解像度には依存せず、ドローの持つ特長を最大限発揮できます。イラスト部分だけがマスク処理されたような状態なので、レイアウトソフト等でそのまま利用できます。画像モードはCMYKで、IllustratorやPhotoshop等でビットマップ化する場合には、画像モードや解像度を指定することができます。汎用性を考えるなら、変換の際に色モードをRGBにすることをお勧めします。

イラスト集-DのＡ、Ｃの最大の特長は、描いた時のオリジナルのままである点です。市販のイラストでは、絵の改変を防ぐ目的と扱いやすくするために、ラスタライズされているのが普通です。解像度に依存しない高品質な出力が可能な特長は変わりませんが、ラスタライズによってイラストがベジェ曲線では無く単なる点と線の集合体になってしまい、独自に編集することができなくなってしまいます。例えば線の太さを変えて異なるイメージにしたいとか、部品レベルで他のものと入れ替えるとか、ドロー画の最大のメリットが無くなるわけです。COSMOLIGHTでは、ケースバイケースでイラストを存分に活用して頂きたいと考え、あえてラスタライズしないオリジナルでの提供と致しました。（著作権上の制限については、添付書類をお読み下さい）

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