COSMOLIGHTのイラスト集はビットマップ系とドロー系の２種類あります。

ビットマップ系は旧イラスト集1～3を再編成し、新たにイラスト集-Bシリーズとして再スタートしたものです。キャラクター性を重視し、老若男女の生き生きとした表情、しぐさを重視しました。ビットマップならではの温かみのあるタッチのイラストが、ドキュメントをより効果的に演出します。印刷物のカットに使うことを想定しているため、概ね800～1200ピクセル程度を中心とした画像となっていますが、絵の緻密さに合わせてサイズを調整しています。モニター表示用途で使う場合は一般的に大き過ぎるため、グラフィックソフト等を利用して小さくリサイズして利用して下さい。印刷用途では更に大きな画像で使いたい場合もあると思います。拡大すると画像が荒くなるため、最大でも150～200%程度を目安にしておくと良いでしょう。

ドロー系は旧イラスト集-5を再編成し、新たにイラスト集-Dシリーズとしてスタートしたものです。ドローのイラストは、拡大・縮小によるイラストの劣化がありません。印刷を主目的とするDTPには最適の素材となります。現在大きなテーマとして２種類をリリースしており、１つは家庭内の物品イラスト、もう１つは環境、資源に関わるイラストです。前者はドローの硬質なタッチを活かし、家庭内の品目イラストを多数用意しました。元々自治体の廃棄物の分別を目的に描いたもので、日用品や商品パッケージ、家具や電化製品等と広範囲に及びます。それぞれのイラストは、新品状態のもの（或いは使用時の良好な状態）と劣化状態のもの（汚れたり壊れたりしたような状態）を描いていて、場面に応じて最適なイラストを選択できます。一方、後者は資源回収に使う回収かごやバッグ、回収車や資源回収の様子、パッケージの分別方法、環境・資源マーク等、環境行政に関わるイラストが主体です。ドロー系イラストの最大の特長は、ドローの機能をフルに使えるオリジナルイラストを収録している点です（JPEG版は除く）。市販のイラストではラスタライズが施され、拡大しても品質が劣化しないという特長だけを残しているのが普通（編集が困難）ですが、COSMOLIGHTのイラストはオリジナルのドローのため、ベジェ曲線をドローソフトで編集することで自由に描き変えることができます。簡単な操作で線の太さや色も変更できるので、イラストのイメージを大きくカスタマイズすることができるわけです。実際に、イラスト集-Dに収録するイラストの中には、他のイラストをベースに描いたものも多数含まれます。