■未来技術STORY■

本サイトの主要コンテンツである電子書籍コーナーからリリースした冊子をご紹介します。本書は通常の電子書籍の制作とは逆のプロセスで作りました。すなわち、最初から電子書籍をターゲットとしたものでは無く、印刷冊子を先に作り、それを基にして電子書籍へと展開したものです(従来はこちらが普通のパターン)。今は電子書籍をメインに据えているため、ややイレギュラーな形となりました。具体的にはオーサリングソフトであるadobe社のInDesignによって原本を制作し、それをPDF化することでまず印刷版を作りました。次に、電子書籍化するためにepub形式のデータへと変換しています。ただし、ダイレクトに変換するソフトは現在のところ十分機能するものが無く、何段階かのプロセスを経て制作しています。始めに元となる完全版PDF(PDFの表紙、PDFの本文、PDFの裏表紙を結合したもの)を作った上で、全て画像のページとして書き出し、それをepub形式にまとめ上げたわけです。更に、印刷の場合はコストを抑えるために本文は全てモノクロですが、せっかく電子版にするのですから、本文のイラストや各部のデザインを電子版ではカラー化しました。

 

なお、オリジナルは印刷に適するように600dpiの高解像度のA5版で作られています。電子版ではデータ量を抑えるために300dpiにダウンサイジングしていますが、通常の画面解像度である72~96dpiよりも遥かに高密度のため、読む際に拡大すれば文字も鮮明に読めるように配慮しています。こうして印刷版と電子版の双方で出版した最初の書籍になったのが、この「未来技術STORY」なのです。ノンフィクションとフィクションを取り混ぜた複合的な内容で、STORYとありますが小説のような物語ではありません。現在から近未来、更に遥か未来へと続く技術の流れを、資料と想像を取り混ぜながら提言のような形でまとめたもので、本誌を総括すれば科学読物と言ったところでしょうか。気軽に読んで頂けるように数式等は一切無く、イラストや図で平易に解説し、独自に考案した色々なアイデアを詰め込みました。

印刷版はサイズがB5版と一回りコンパクトにしたA5版の2種類を用意しています。本文ページ数は共に140ページで、携行に便利なA5版と文字が大きくて読みやすいB5版を選択できます(一部レイアウト等が異なります)。電子版はA5版を基にしたもので、価格を印刷版の半分程度とリーズナブルに設定しましたので、手軽に読むなら電子版をお勧めします。

内容は大きく次の5章に分かれています。
第1章 エネルギー革命
第2章 大自然に挑む技術
第3章 技術への過信
第4章 新技術が拓く未来
第5章 果てしなき未来技術

第1章では、環境問題への取り組みとして期待される電気自動車と燃料電池車に焦点を当て、更に自然エネルギー(地熱発電、他)やその先に控える新たなエネルギーや資源開発等(レアアース採掘、他)について考えます。

第2章では、自然災害への取り組みとして、実際に行われている洪水対策等に加えて、独自のアイデア(河川・降雨対策、海上人工島、他)を展開します。

第3章では、技術への過信が招いた悲惨な事故や事件等(航空機、原発、兵器、他)に焦点を当てて、軽率な技術管理に対する警鐘を鳴らします。

第4章では、未来志向の技術考察(超電導リニアコンテナ、飛翔機、空中プラットフォーム、他)を通して、新たな技術の発展を模索します。

第5章では、火星の改造化や期待を集める軌道エレベーター、夢から発展する仮想現実世界、開発が進むロボットやアンドロイド、超未来技術とも言える物質転送、超光速での宇宙の旅、タイムトラベルやパラレルワールド等を題材に、独自の視点で切り込みます。

 
電子版では図版もカラー化(印刷版は全てモノクロ)

印刷版は販売するストアによって価格が異なります。オンデマンドによる原価やロイヤリティ等が異なり一律は難しいためです。今後はCOSMOLIGHT SHOPでも扱うか検討中ですが、在庫や発送の手間の課題があるため当面は見送りになると思います。いずれ書籍コード等を取得すれば、更に積極的な展開を図れると考えています。

<追記(2022.2.21)
KDPより出版した本誌を実際にamazonで注文してみたところ、朝購入手続をしたら翌日の夜には届きました。オンデマンドの実力は大したものです。1冊からでもこうして1日で印刷して届くのですから、凄い時代になったものだと改めて感心します。