1.電子書籍

近年、スマートフォンやタブレットがごく普通の情報ツールとなり、それらで読むことができる電子書籍が従来の紙媒体に代わって広く普及してきました。本コーナーでは躍進する電子書籍に焦点を当てて考えていきたいと思います。



電子書籍の一例

現在の電子書籍の主流となっているのがepab(最新はepub3)と呼ばれるファイル形式です。これはホームページを圧縮ファイルにまとめたような構造をしていて、電子書籍制作用のソフトウェアを利用することで比較的容易に作ることができます。COSMOLIGHTではフリーウェアのSigilを使ってイラスト集の見本帳(スクリーンショットを撮れば実用に使えるもの)を作りました。epub3をサポートする電子ブックリーダーがあれば手軽に読むことができ、PCだけでなくスマートフォンやタブレットにも対応します。

COSMOLIGHTでは、PC上で手軽に本を作って読めるように、かつて独自の電子ブックソフト「AD-BOOK」を研究・開発していました。実験的な試みではありましたが、当時急速に普及しつつあったブラウザの機能を利用する形で実現を目指したのです。その方向性は正しく、現在の電子書籍と類似点も多くありました。諸般の事情で開発の継続は断念しましたが、開発にまつわるストーリーや技術的な背景等を順を追って紹介したいと思います。その上で、現在の電子書籍に関する話題へと進みます。

昨今では標準的な電子書籍フォーマットも確立され、制作用のツールも充実してきたことから、いよいよ本格的な電子書籍の時代が来たことを実感しています。電子書籍は誰でも作ることができ、Amazonや楽天kobo等を通じて販売する手段もできました。制作から販売に至る環境が整ったことで、今後は爆発的に種類も数も増大すると思います。独自のコンテンツを元に自由に発表できるため、電子書籍における作家の裾野は大いに広がることでしょう。これからもCOSMOLIGHTでは積極的に電子書籍の制作に携わりたいと考えています。


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