9.原点回帰、AD-BOOK「ROOTS」

一時は高機能路線を目指したAD-BOOKですが、ブラウザ側の度重なる変更とセキュリティ対策への対応に苦慮した結果、一度原点に立ち返って改めて電子ブックについて考え直すことにしました。この頃にはAD-BOOKのコードもかなり複雑化し、再設計には困難が予想されました。機能の見直しによって本当に必要な機能を厳選した場合、初期のモデルからのアップデートが最適だと思えたのです。そうして最終的に生まれたのがこのAD-BOOK「ROOTS」です。個人的には、AD-BOOKが様々な紆余曲折を経て、1つの理想像に到達できたと考えています。原点回帰と言っても、中身はこれまでのAD-BOOKの技術を投入して、初期のものとは次元が違うものとなりました。ROOTSでは実用性とデザイン性をシンプルな形で融合しています。それらは下図のようにスタートプラットフォームにも現れていて、一目で本のタイトルと表紙デザインがわかると共に、直感的に使い方を理解することができるようになっています。

実を言うと、ROOTSはこれまでと一線を画している点があり、1つのビューワーで複数の電子ブックコンテンツを公開できるのです。以前は1つのビューワーが1つのコンテンツと一体になって電子ブックを構築していましたが、ROOTSではフォルダごとにまとめたコンテンツのそれぞれが、1つのビューワープログラムを共有するわけです。ヒントはsalaやMIRAGEでにありました。これらはネット配信を考えていたため、1つのビューワーを前者は各店舗が、後者は各作家が共通で使うようにしていました。同じ原理によって、コンテンツが共通でビューワーを使うこともできるわけです。また、ROOTSは途中で大規模な書庫を構築できるように改良を加えました。後に登場するBOOK CENTERと組み合わせることで、電子書籍の図書館のようなものを実現することができるのです。

下図はROOTSのメイン画面で、プラットフォームのスタートボタンをクリックすると開きます。

 

 

準備中・・・




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